仕上げ/色彩設定
完成した動画に色彩設計が設定した通りに色を塗っていく作業を、仕上げまたは彩色と呼びます。
かつて彩色は、セル板にアニメーションカラーと呼ばれるアクリル系の絵具を塗っていましたが、90年代後半から急激にデジタル化が進み、現在では、特殊な場合をのぞき、デジタル彩色が主流になっています。
セル塗りの時代同様、フリーの彩色マンがたくさん存在します。
アニメ制作会社の設備投資抑制の意味でも、自社に机を置いてもらうよりも、パソコンと彩色ソフトを持つフリー彩色マンの需要は増えている現状。
経験の少ないスタッフの場合は、現場に慣れるのが1番なので、彩色マンになるには仕上げスタジオに入社するのがいいでしょう。
彩色でキャリアを積み、実力が認められると、色彩設定へと昇格。
色彩設定とは、作品の基本的な設定作業のひとつで、すべての色の設定作業を行います。
色とその効果に対する豊富な経験が必要で、彩色出身者以外、なるのは難しい専門職です。