美術/美術監督 2
すぐれた美術は、作品全体にきわめて大きなインパクトを与えるうえ、自分の描いた絵が(キャラのバックとはいえ)画面にはっきりと登場する場合が多いです。
早い時点から自分の仕事が目に見えるので、そういった意味ではやりがいのある仕事ともいえます。
背景画を専門に制作する美術制作スタジオがあり、そこに入社するのが、美術スタッフになるもっともポピュラーな方法ですね。
ただ、あくまでも背景画が専門の仕事なので、キャラクターを描く仕事とは別の種類の仕事。
同様に、美術スタッフとして業界に入った場合、他のセクションに異動することはあまりないです。
同じ絵を描く仕事でありながら、線画を速く大量に描くことを要求される動原画と、絵を一枚ずつ完成さ
せて描く美術では、まったくタイプが異なっているからです。
美術スタッフが実力を認められると、美術監督へと昇格。
美術監督は美術制作の統括し、背景全体に関してのすべての設定の決定を監督らとともに行います。