下に敷くフワフワのヤツ
習字を書くときに半紙の下に敷くフワフワのヤツ。
小学校、中学校と習字の時間にお世話になったあの下敷き。
習字の時間が終わると、硯を洗ってから、あの下敷きをていねいに丸めてしまったものでした。
あの下敷きに何か特別なものを感じたのはわたしだけではないような気がする。
柔らかくて、とても軽い肌ざわり。
「ひょっとすると、とても高い布地なのではないか」子供心にそう思いませんでした?書道関係のある団体に聞いたところ、「下敷きでもいいんですけど、われわれは毛耗と呼んでます」。
毛暁というのはフエルトのこと。
毛と綿を交ぜた織物のことだ。
フエルトが登場するずっと前は、おそらく鹿の皮でも使っていたのではないかと思ったが、「いえ、ずいぶん昔から毛耗を使っていますよ」。
書家用に、三尺×八尺なんてドでかいものもあるらしいです。